
ニュースで神奈川県警が特殊詐欺対策として短編小説を公開していることを知り、どんな内容なんだろう?と気になって読んでみました。リアルすぎて、思わず身近な人たちのことを考えてしまったので、皆さんと共有したいと思います。
要点のまとめ ✨
- 神奈川県警察が特殊詐欺の被害防止を目的とした短編小説を公開中。
- 現在公開されている3話は、出会い系詐欺、トクリュウ型詐欺、警察なりすまし詐欺がテーマ。
- どの話も身近に起こり得るシナリオで、被害に遭った人々の後悔や苦悩がリアルに描かれています。
- 短編なのでサクッと読めて、詐欺の恐ろしさを改めて実感できます。
- 国際電話詐欺を防ぐ「#みんとめ」運動についても紹介します。
警察官が書いたとは思えない?「特殊詐欺」短編小説を読んでみた
神奈川県警察のウェブサイトからPDFでダウンロードできる短編小説。現在3話が掲載されていて、それぞれ異なるタイプの特殊詐欺がテーマになっています。10~13ページと短いながらも、話は十分理解出来る内容でした。
注意してほしいのは、ドラマのような大捕物や、犯人との生々しいやり取り、心理戦のようなリアルではありません。詐欺に遭うとこんな気持ちになるよという注意喚起が主体となっています。
各話の内容と感想
第1話:マッチングアプリに潜む罠 💔
第1話は、定年後の60代男性がマッチングアプリで知り合った相手に騙され、別居した妻への後悔を募らせる物語。SNSから逃避してブログを始めた自分としては、マッチングアプリを使うことはないので客観的に読みましたが、現代ならではの詐欺の手口として有名な話です。
第2話:都会の闇に落ちる若者たち 🍸
第2話は、上京した大学生が「悪魔」と称される影の工作によって「酒」「女」「金」に溺れ、借金苦から闇バイトに手を染め、強盗寸前で警察に自首するという重い話です。悪魔も怖がる闇バイトの実態を追体験できます。
この話の冒頭が「吾輩は悪魔である」で始まるのですが、これを執筆した警察官の方、ユーモアのセンスがあるなと感心しました!物語自体は主人公の人生が最悪の状況に陥るものですが、その発想と表現力に脱帽です。ちゃんと最後に落とすところも、タイトルとリンクしていてよかったです。
第3話:身近に潜む「警察官」からの電話 📞
そして、個人的に最も考えさせられたのが第3話。73歳の一人暮らしの母が、警察官を名乗る電話を信用してしまい、大金を振り込んでしまうというエピソードです。末尾が「110」の電話番号からの国際電話…という設定が、まさに現在急増している特殊詐欺の手口なんだとか。
主人公の息子が、以前警察官からもらった特殊詐欺のチラシをよく読まずに捨てていたという描写もリアルで、何気ない行動が重大な結果に繋がるということを痛感します。
なぜ私の母は「警察官なりすまし詐欺」に騙されると思うのか?
この第3話の最後、警察官から「お母さんを責めないであげてください」という一文で、私自身の母のことが頭をよぎりました。実は、テレビで警察官なりすましのニュースを観ていた母に対して「だから、これ詐欺のニュースだよ。本当か嘘かは関係ないじゃん」と声を荒らげたことがあったんです。「こんなこと警察官が言うのか?」という疑問を抱く前に、「警察官から電話なんてかかって来ないんだよ!」と私は声を大にして言いたい!
私の母は、いとこの親が元警察官だったり、友達の息子さんが警察官だったりして、警察官が身近すぎるんです。だから、警察官からの電話を疑うという発想がない。理屈じゃない、「信頼」という気持ちが詐欺犯に利用されてしまうのが怖いところです。
ただ、一つだけ救いがあります。私の母はスマホを持っていませんし、キャッシュカードも作っていません。ATMの操作も苦手。デジタル化が進む現代において、それが逆に詐欺から身を守る盾になっているのかもしれませんね😅
あなたは大丈夫?「国際電話詐欺」とその対策
この特殊詐欺の話と関連して、警察庁では「#みんとめ」運動というものを展開しています。「みんなでとめよう国際電話詐欺」の略称で、国際電話詐欺への注意喚起と対策が促されています。動画もたくさん公開されていますよ。
これを機会に、ご自身の電話が国際電話に対応しているか確認し、必要であれば利用停止の選択肢があることをぜひ知っておいてください。家族みんなで話し合う良いきっかけにもなると思います。
まとめ:特殊詐欺は「自分ごと」として考えよう 🚨
神奈川県警の短編小説は、特殊詐欺が遠い世界の話ではなく、「自分ごと」として捉えるきっかけを与えてくれました。
特に、高齢の親を持つ方々にとっては、そのリアルな描写にハッとさせられるはずです。詐欺の手口は巧妙化していますし、信頼している相手からの電話というだけで、人は簡単に騙されてしまう可能性があります。
ぜひ、この小説を読んでみて、家族や大切な人と詐欺対策について話し合ってみてくださいね。そして、国際電話詐欺には「#みんとめ」! みんなで詐欺から身を守りましょう!