小学生の頃に夢中で集めたビックリマンチョコのシール。今年40周年を迎えるという事で、復刻版アイスが登場するなどかつての子供たち(俺ら)の心をざわつかせている。そこで今日は、あの頃の思い出話をしたいと思う。
俺の通っていた小学校の隣には小さな商店があった。子供でも十人は入れないくらいの小さな商店だ。駄菓子だけでなく、文房具も売っていたと思う。この頃、コンビニなんてまだなかったので、俺らは駄菓子屋に行って百円、二百円で駄菓子を買ってから、友達の家に集まってファミコンやったり、家の前の道路でメンコやベーゴマをしたり、公園へ行ってドッジボールやサッカー、野球をした。
ある日曜日のことだ。友達の友達がビックリマンチョコを箱買いするということで、友達の誘いでその商店に招集された。5、6人はいたと思う。
この時はまだ、買い方に制限がなかったので、一箱買った。一人一箱ずつではない。友達の友達が買っただけだ。そのまま向いにある小学校の校庭に移動し、みんなで手分けして袋を開けた。そしてシールをその子に渡す。残ったチョコウエハースを処理するのは俺たちだ。
誰に咎められることもなく、あんなにチョコを食べたのはあの時が最初で最後だった。むさぼるように口の中にねじ込んで、もういらないと思うほど食べた記憶が残っている。大人になってからも一度食べた事がある。食感が記憶と違ってガッカリした。もっとパリッとしていてクリスピーのザクザクとチョコがたまらなく美味しいと感じたのは子供だったせいなのだろうか。それともブラックサンダーやキットカットを食べて味覚が変化してしまったのか。
そういえば、チョコを食べ過ぎると鼻血が出ると聞いた事があるが、そうはならなかった。小学校でビックリマンチョコを爆食いして鼻血を出した小学生として名が残らなくて本当によかった。
余りの人気ぶりに、枚数制限がかけられたのはその後の事だ。チョコだけじゃなく、シールも集めてはいたが、引くのは悪魔とお守りばかり。全て集めることすら叶わなかった。中にはスーパーゼウスを三枚も持っている奴がいて、唯一手にしたキラキラがその子に交換してもらったこれだ。

実は俺、古いものは割と取っておくタイプなんです。
当時はシールを集めるのが目的で、その世界観やシールで遊ぶことなど微塵も想定していなかった当時の俺。アニメ化されたことも知らなかった。しかし現在、このキャラクターを題材にしたゲームアプリがある。それが「ビックリマン・ワンダーコレクション」だ。ただいま1周年イベント開催中。
ガチャやストーリーを進めてシールを集め、アイテムを使ってレベルを上げて攻略していく今時のゲームだが、私が注目しているのはシール図鑑だ。手に入れたシールはカラーで鑑賞できるし、未取得のシールはグレーだがストーリーで登場したキャラクターや裏面の内容は確認する事ができる。まだ見た事がないシールや、歴代のシールを拝めるのは懐かしいと同時に欲が出た。

勿論、お金を消費してまで集めたいわけではないが、ビックリマンシールを集めたいと思うのは同年代の人なら理解できるはずだ。
ストーリーではビックリマンの世界を知ることもできるし、キャラクターがぬるぬる動くのも楽しい。シールという一枚絵から飛び出したキャラクターたちをオート戦闘でぼーっと眺める。ここに来てビックリマンの本当の世界を垣間見た気分だ。
現在進行形のビックリマンニュースはロッテのホームページに載っている。